下の子は小学校3年生。親離れの予感。

下の子が9歳になりました。

小2の後半からだんだん反抗的で感情の起伏が激しくなってきました。

ちょっとの言い間違いや、自分にとって完全な文章じゃないと、

かみつくようにイライラした口調で意味を問うてくる。

このまま重箱の隅をつつくような大人になったら嫌だなぁと思いつつ、

押さえつけて、自分の意見を言わなくなっても困るので、

親は落ち着いて答えるようにしています。

今まで、1日1回は「ママ、大好き」と言ってくれていたのですが、

そういうこともだんだん無くなってきました。

私が夫と話している内容を聞いて、

「なんでもないことに、そういう反応(私がちょっと大げさに反応していた)するの、止めてくれない?」

と言ってきたり。

ちょっと前まで、寝る時は「ママ、両方の手でギュウして。」って言ってたのに。

寂しいなぁ。

いつかはそうなると分かっていたし、いつまでもベタベタする関係も気持ちが悪いと思っていたけれど、

いざそういう精神的な巣立ちの時期がくると、

本当に寂しいものですね。

今まで自分の一部であり、どこかまだ赤ちゃんのように対応していたところがあったけれど、

一人の人間として、大人予備軍として接するときがきているんだなぁと思ったのと同時に、

ここで私も子離れしなかったらマズいことになりそうな気がします。

今がその時なんだと思います。

下の子が矯正歯科に通うことになりました。

一年前のことです。

下の子の歯科検診で、

この子は顎が小さい、

きっと大人の歯が生える隙間が足りないと思います、

と言われました。

 

そこは一般歯科ですが、月に一度、矯正歯科の先生が診察する日があります。

その日を予約して矯正をしてもいいし、

他の医院が良ければ紹介状を書きますよ、

いずれにせよ、もう少し様子を見て考えていきましょうね、

ということになりました。

 

マジで?めっちゃ大変そう…。

いやいや、大げさに言ってるだけじゃない?

と、いろいろ動揺しつつ見守っていたところ、

たしかに生え変わった大人の歯は、乳歯に比べて大きくて、

とてもじゃないけど、この隙間には入らないよ…。

と思っていたら、とうとう斜め45度に生えてしまいました。 “下の子が矯正歯科に通うことになりました。” の続きを読む

思春期にはセロトニンUPして、態度を受け入れる。あさイチの性ホルモン特集を見ました。その2。

2018年4月18日放送

NHK 朝8:15~ あさイチ『特集 「性ホルモン」第3弾 ~物忘れ・反抗期 脳への影響編~』

 

 

わが家もそろそろ、思春期が他人事ではない時期になってまいりました。

ただいま絶賛思春期中のお子様を持つ親御さんとお話ししていると、

その壮絶さに、ふらっとめまいがしそうになります。

 

この番組に登場した小学校6年生の男の子の口調も、

きっと昔だったら「なんだ、その態度は!」とゴツンと殴られそうな感じのもので、

お母様にしても、きっとどう接したらよいのか悩んでいるだろうなぁと思いました。 “思春期にはセロトニンUPして、態度を受け入れる。あさイチの性ホルモン特集を見ました。その2。” の続きを読む

困りごとを減らす。挑戦できるものを増やす。あさイチ『子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』を見ました。その2

2018年4月16日放送

NHK 朝8:15~ あさイチ『特集 シリーズ発達障害 子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』

 

前回の続きです。

 

児童精神科医 吉川徹さんのお話

 

モヤモヤ悩まれている親御さんは、たくさんいらっしゃる。

発達障害の特徴そのもの、つまり、彼らが持って生まれた、

 

・ものの見方とか感じ方

・たどりやすい考え方の道筋

 

というものは、大人になっても本質的には変わらない。

ただ、

 

『彼らのものの見方とか感じ方に合わせた育て方』

 

というものができれば、

 

・だんだんと困りごとが減って来たり

・挑戦できることが増えてきたり

 

といった、人生の中で乗り切っていける場面が増えていく。 “困りごとを減らす。挑戦できるものを増やす。あさイチ『子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』を見ました。その2” の続きを読む

専門家でも見極めは難しい。あさイチ『子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』を見ました。

2018年4月16日放送

NHK 朝8:15~ あさイチ『特集 シリーズ発達障害 子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』

 

 

私の子どもにも通じるところがあると思い、このグレーゾーンの特集を見ました。

 

上の子は小学校高学年ですが、小1のときから文章問題が苦手です。

 

いえ、国語や算数の“教科”という枠組みを超えて、

人と接するときも、“文章”から何かを読み取るという行為が、苦手、というか、

そもそも、本人の意識にない感じがしていました。

 

小4になって、担任の先生にそれとなく相談したときも、

もし困っていらっしゃるなら、学校にはそういった方向けのコーディネーターがいますから、

そちらの予約を取ることをお勧めします、と言われました。 “専門家でも見極めは難しい。あさイチ『子どもが「発達障害かも」と言われたら・・・』を見ました。” の続きを読む

噂は本当だった。某学習塾は退会が大変。

上の子は、小学1年生から小学4年生まで、某学習塾に通っていました。

下の子は幼稚園の年中から、今現在も通っています。

 

上の子が幼稚園の年長のころに、その学習塾の代表の方がテレビ番組に出演し、

私がその教育方針にいたく感銘したのが入塾のきっかけでした。

 

中学受験は視野に入れていませんでしたが、

でももし本人が希望したときにはその土台にもなるんじゃないのかな、

なんて軽い気持ちもありました。

 

そして何より、野外活動がすばらしいと思ったんです。

川に飛び込んで魚を手づかみって、すごく楽しそう!

もう、毎年どんどん参加させたい!

そう思っての入塾でした。 “噂は本当だった。某学習塾は退会が大変。” の続きを読む

やり直したとき、気持ちを切り替えたとき、褒める。

今日は小学校で、高学年の授業参観と懇談会がありました。

 

そこで先生から伺ったお話が、すごく心に残ったので記録したいと思います。

 

皆さんは、どんな時、お子さんを褒めますか?

 

巷では、「褒めることが、育児では大事」と言いますが、

それは、なんでもかんでも褒めればいい、ということではないですよね。

 

しかも、悪い事をしているのに、「あら~、やんちゃでいいわぁ。」なんてほめちゃうのも、

ちょっと違う気がします。

 

小学校の高学年ともなると、テストで100点をとったとき?

 

そうですよね、がんばった証ですもんね。 “やり直したとき、気持ちを切り替えたとき、褒める。” の続きを読む

夜泣きに悩んだ、赤ん坊のころを思い出す。

先日、子どもの予防接種を受けに、久しぶりに小児科へ行きました。

普段は、風邪をひくと耳鼻科へ、ぜんそくは気管支内科へ、あせもやニキビの悪化は皮膚科へ、

というように、その症状に合ったクリニックへ行くようにしているからです。

 

その小児科では、もしも何か重大な副作用が表れたらすぐに対処できるように、

予防接種を打ったあとは、30分、受付前のソファに座って様子を見るように言われます。

 

先日もぼんやり座って待っていたわけですが、

ふと、ラックにある雑誌に目を止めて、パラパラとめくりました。

 

それは、赤ちゃんを持つお母さん用の月刊の雑誌で、

私も子どもが赤ちゃんのころは、ずいぶんお世話になったものです。

 

その月の特集は、赤ちゃんの夜泣きの対処法でした。 “夜泣きに悩んだ、赤ん坊のころを思い出す。” の続きを読む

一緒に仕組みを作ろう。Emiさんの『おかたづけ育、はじめました。』を読みました。

Emiさんの『おかたづけ育、はじめました。』という本を読みました。

(大和書房 2015/2/22出版)

わが家は、とても散らかっています。

掃除機は毎日かけていますし、床も見えています。

食卓の上もリモコン1個とウエットティッシュ以外は、載せないようにしています。

なのに、とってもゴチャゴチャしてるんです。

色の統一なんてあったもんじゃない。

床の上にモノを置かないようにしているけれど、テレビの周りに子どものおもちゃが置いてあったり。

昔、幼稚園で作ったものを、ワーッと飾って(置いて?)あったり。

子どものお片付け教育なんて、どの口が言えるんでしょう…。という状態です。 “一緒に仕組みを作ろう。Emiさんの『おかたづけ育、はじめました。』を読みました。” の続きを読む

楽しんで学んだ英語は身につかない。行正り香さんの講演会に行ってきました。

もう2か月近く前の話なんですが…。

 

2017年4月1日(土)東京国際フォーラムで行われた、

行正り香さんの「英語の学び方講座」という講演会に行ってきました。

 

行正り香さんと言ったら、料理研究家として有名ですよね。

私は20年くらい前に、初めての著書『だれか来る日のメニュー』に出会ったとき、

こんな料理本は初めてだ!というくらい感動したのを覚えています。

エッセイも素敵で、読んでいて本当に楽しい本です。 “楽しんで学んだ英語は身につかない。行正り香さんの講演会に行ってきました。” の続きを読む