私が学生だった頃、とある高齢の先生（男性）が雑談で、
「僕は朝、お風呂に入ることにしているんだ。
年を取ったらね、耳の後ろから加齢臭がするから、ちゃんと洗うようにしてるの。
みんなも将来気を付けてね！」
と力説していたのを、今でも時々思い出します。
さて、私には幼稚園児の子どもがいるのですが、
夜、お布団の中で私の首元や鎖骨のあたりをクンクンして、
「ママ、いい匂い（はあと）」
と言ってくれるのが、すごく幸せだったりします。
が、そんな子供も夕方には、私のことをクンクンして、
「くさっ！」
とか言います…。特に夏場。
そうよね、いろんな成分がにじみ出てるよね。ごみんね。
ということで、子どもに“いい匂い”っていつも言ってほしいし、
道ですれ違った人にも、“くさっ”と思われないように、
この夏から対策を練って過ごしていました。
朝、洗顔のついでに、耳の後ろをコットンで拭く
耳の後ろから加齢臭発生という、先生の教え（？）を守っています。
午後、一度シャワーを浴び、下着を替える
夏場限定です。
クサさの分岐点はお昼のような気がするので、
幼稚園からお子様がお帰りの前に、一度身ぎれいにしておきました。
また、股間のかゆみの元になるので、おりものシートは使わないようにしています。
そのため、このタイミングで下着を替えることも大事かな～と思っています。
ちなみに最初にかかった婦人科の先生がおっしゃっていたのですが、
最近は股間がかゆいと訴える患者さんがとても多いそうです。
その原因は、ほとんどが“おりものシート”や“尿漏れシート”を多用していることによる、
“蒸れ”だそうです。
もし、かゆみで悩んでいらっしゃる方がいらしたら、
そういったシートを使わず、
できればスカートを履いて風通しを良くして過ごせば治るそうですよ。
口腔ケアをする
普段から歯ブラシだけではなく、歯間ブラシ、フロス、舌用ブラシで手入れするようにしています。
マウスウォッシュは気づいたときに時々。
夜、洗髪するので、ドライヤーで地肌を乾かす
生乾きが、頭皮のかゆみや臭いの原因というのは、よく言われていますよね。
また、シャンプーはモノによっては、子どもにとってクサいらしいです。
サンプルをかいでみた印象と、実際に洗髪して乾かした後の香りは別物のようでした。
（ヒフのにおいと混ざるんですかね？）
お試し用を購入して洗髪し、乾かした後に子どもにクンクンしてもらい、
“これなら大丈夫”と、お子様にOKをもらった香りのものを使用することにしています。
ちなみに各種ハーブは、私は好きな匂いなのですが、家族は非常に苦手なようです。
それはもう“クサイ”の範疇に入ってしまうようなので、使用を控えています。
何事においても言えるかもしれませんが、いくら自分が好きでも、
周りの人が嫌だったら使用を控えるべきですよね。
一時期、ロクシタンのチェリーブロッサムのハンドクリームが大好きだったのですが、
ある日多く塗りすぎてしまったらしく、それはそれはクサかったらしいです…。
それ以来好きなクリームは、一人のときにそっと楽しむようにしています。
あと、直接「加齢臭」とは関係ありませんが、気になることが一つあります。
バスや電車に乗っているとき、
我々おばさんは自分の髪の毛を触るのは止めたほうがいい
と思います。
若い子が枝毛や髪型を気にするのと違って、
年齢を重ねてからの頭髪触りは、
ただただ
“フケ”
や
“微妙にウェーブしてる抜け毛”
を連想させて気持ちが悪いのです。
あと、どんなに地肌がかゆくても、
できれば狭い車内でごしごし掻くのは止めていただきたい。
本当に本当に、気持ちが悪い行為だと思います。
車内での化粧もみっともないですが、
頭を掻いている姿の方が何倍も、私は嫌悪感を覚えます。
年をとったら、本当にしないほうがいいと声を大にして言いたいです。
ちなみに頭のかゆみの原因は、元アトピー患者からのアドバイスですが、
・シャンプーがあっていない
・シャンプーやコンディショナーを使いすぎていて、流しきれていない。
・洗髪後に、ドライヤーをしっかりかけていない
この3点が考えられます。
かゆみが治まらないことでお悩みの方は、
石鹸シャンプーとクエン酸リンスなど、
刺激の弱いものにシフトすることや、
すすぎを今まで以上の時間をかけてすること、
地肌を乾かすようにドライヤーをしっかりかけることをおすすめします。
そんなわけで、これからも加齢臭対策に気を遣っていきたいと思っている次第なのでありました。
