甘酒ドレッシングを、気付けに一杯。

世の中、“作り置き”ブームですね。

 

疲れて帰ってきて、イチからご飯を作るのはもう面倒。

生野菜サラダだけだと、体が冷えてしまわないか、ちょっと心配。

肉や野菜が微妙に余って、結局冷蔵庫の中で消費期限が過ぎてしまう。

 

そういう悩みにズバリ答えるのが、“作り置き”ですよね。

予めこの日に何を食べる、お弁当に持っていく等、

計画を立ててしっかりと消費していく姿勢が素晴らしいですし、

空っぽになった容器を見たときに、大きな達成感が味わえるのではないでしょうか。

 

でも、この作り置きって、かなりの計画性がないと無理なんじゃないかな~?

なんて思ってしまいます。

 

 

せっかく作ったのに、冷蔵庫の中で常備菜だけがどんどん残っていく…

とか、

同じような味付けで飽きちゃった…

とか、

だんだんしんどくなってこないのかしら。

なんていらぬ心配をしてしまいます。

 

重ね煮が、とっても便利

 

作り置きができて、他の料理にも展開できる。

そんな便利な“重ね煮”という方法を、

皆さんはご存知でしょうか。

 

鉄や琺瑯など無水調理ができる鍋で、

切った野菜を層にして重ね、

基本、野菜の水分だけで蒸し煮をする調理法です。

味付けは小さじ1ほどの塩で、大体冷蔵庫で5日ほど保存が可能です。

 

私は以前、近所に重ね煮の教室があり5回ほど通ったことがあります。

大体基礎は分かったので、あとは下記の本を購入して展開の参考にしています。
重ね煮レシピ100 (LADY BIRD 小学館実用シリーズ)

 

さて、この本のカバーの“そでの部分”というのでしょうか、

甘酒ドレッシングのレシピが載っています。

重ね煮の野菜にこのドレッシングをかけて食べたりするのですが、

そのまま飲んでも、とっても美味しいのです。

甘酒って、「飲む点滴」と言われていますよね。

私が使っているのは米麹の甘酒なので、ノンアルコールです。

ですから、朝飲んでも大丈夫。

おちょこに入れてクイッと一杯飲むと、

よし!やるぞ!

と元気がでるのでおすすめです。

 

基本の重ね煮

 

しいたけ、玉ねぎ、にんじんを層にしてストウブで作っています。

ちなみに下記のお鍋でも、もちろんできます。

 

粗熱を取ったらタッパーに入れ、翌日から色々と展開します。

 

・出汁いらずのお味噌汁に。

・ツナとチーズを混ぜて、春巻きの皮でクルクル巻いて揚げ、スティックに。

・ミートソースやグラタンの具に。

 

何より、イチから切ったり火を通したりしなくて良いので、

ご飯作るの面倒だなぁ、でも外食や宅配はできないしなぁ、

なんてときに、味噌汁にして肉でも焼いて、ついでに納豆だの大根おろしなどを、

ほいほいっと出すことにしてます。

なんというか私がヘタなだけだと思いますが、ひじき煮とか切り干し大根とか、

常備菜をちょいちょい出しても、みんな食べないんですよね。

あと、前日の残りをそのまま温めて出しても、誰も手を付けないという。

(姿かたちを、まるっと変えれば食べる)

なのでもう、通常の作り置きはしないことにしてます…。

食べてくれれば、常備菜って本当に素敵。

でも我が家はもう、“作り置き”といえば、“重ね煮”ということに落ち着きましたです。

便利なので、良かったら作ってみてくださいね。

投稿者: うずピータン

40代ってもっと大人だと思っていた。 いまだに色々あがいたり挑戦したりしています。 ブログ始めて3年たちまして、ただいま48歳でございます。