引き続き、家にあったEmiさんの本を読みました。
(大和書房 2017/5/27)
私は、手帳をきちんと使いこなしたことがありません。
何かと書き込むのは、手帳を買った当初だけ。
なので社会人のときは、
デスクにあるマンスリーの卓上カレンダーで仕事の管理をしていました。
(事務職で、外に出かける必要がなかったため)
主婦になってからのスケジュール管理は、
壁にかけてあるスヌーピーのカレンダーが一番使いやすく、
外で誰かと約束するときのために、こまめにカレンダーの写真を撮って、
この日は空いてるよ、とか、この日は授業参観だった、とかすぐにわかるようにしています。
そんな感じで過ごしているので、本を買ってはみたものの、
“マイノート”なんて、私には必要ないんじゃないかな~なんて思っていました。
だいたい、無精者の私には、合わないんじゃないかしら…。
赤ちゃん時代の子どもの、可愛らしい様子をつづることだって続かなかったんですから…。
しかしこれは、スケジュール管理や日記とはまた別物なんですね!
この本を読んで、こういう使い方はいいな!と思ったのは以下の点です。
・子どものちょっとしたお絵かきや手紙を貼っておく。
・見直したい収納スペースに対して、思いついたアイデアを書き出しておく。
・気になったインテリアや、自分が好きだと感じたものを貼っておく。
・テレビや雑誌を見て欲しいと思ったものをメモしておく。
・家族の病気の記録を書いておく。
・モヤモヤした気持ちをつづっておく。
自分の好きなものが分かる
つまりは、自分の頭の中が、そのまま目の前のノートに映し出されているということでしょうか。
なんとなくのイメージが視覚化されることによって、改めて自分は何が好きなのか、
どのように暮らしたいのかが実感できるようになるのだと思います。
そして、例えば収納スペースなどについて書きだしておくと、
収納グッズの衝動買いや、思いつきの模様替えによる失敗などが少なくなるそうです。
洋服も、雑誌を見ていると自分の好きなコーディネートがあっても、
ふ~んで終わりそうなものですが、
そこで自分のアンテナに引っかかったものを切り抜いて貼っておくと、
自分の好きなテイストが分かって来るそうです。
そうすることによって、ノートと自分の手持ちの服を比べ、
同じような服を持っているとか、
この組み合わせは自分の持ち物でできそうだとか、
そういう気づきもあるとのことです。
かぞくの病気の記録
私が一番なるほど!と思ったのは、この病気の記録でした。
例えばインフルエンザなど、年に1回かかるか、かからないかといった病気など、
私はその対処法を忘れてしまうんですよね...。
高熱が出始めて半日経たないと検査ができない、とか。
さすがにインフルエンザに関しては、何度か経験したので覚えましたけど、
せっかくとった熱の記録とか、ポイポイ捨ててしまうのではなく、
何かに書いたものをマイノートに貼ったり、
そのままマイノートにメモしたりすれば後で見返すことができるんだなと思いました。
仕組みを改善したいことを、メモ
また、日々の暮らしのモヤモヤを書き出すのも、良い点だと思いました。
“この点に関して不便を感じている”いうことを書きだすと、
いつか見返したときに良いアイデアが浮かんでくることもあるそう。
私の場合は、こういった暮らしのモヤモヤのほかにも、
不動産のモヤモヤ、親族のモヤモヤ、などなど。
誰かに見られたら嫌なので、普段はパソコンに書き連ねていたのですが、
自分の頭の中すべてを、マイノートに時系列に残しておくこともいいんじゃないかなと考えなおしました。
書くことによって、一種の覚悟のようなものが生まれ、腹が据わるように思いました。