12社目。
落ち着いて考えてみると、ずいぶん方向性を見誤っていたようです。
“今までやったことがなくて、パソコンに向かう仕事”。
コーディングを諦めた今、次に私のやりたいことってWebライティングじゃないかしら。
そう思って検索し直してみると、「求人原稿のデータ入力と原稿の作成」というお仕事がありました。
・・・おや?
求人広告って、自分たち(求人する企業)で書いて、提出したものが掲載されてるんじゃないの?
そこで初めて、求人広告というのは、その会社とは関係のない第3者が執筆しているんだということを知りました。
どおりで~。
“和気あいあい♪”などと、やたら音符マークが載ってたり、
どう見ても暗~い感じなのに「明るい職場です!」なんて書いてあったり。
挙句の果てには、例えば「週3日からの勤務です」とタイトルには書いてあるのに、
詳細を見てみると「週4日からの勤務」になっている企業を見かけることが多く、
「随分そそっかしい会社が多いんだなぁ」なんて思っていましたが、
そうか、あれは求人サイトのパートの人が書いてらしたのね。
意外とチェックしないで載せちゃうんですなぁ。
ある求人広告には、「ここは本当~に明るい会社です!」と、
“本当に”をものすごく強調している文章が載っていて、
よっぽどライターさんがその明るさに感動して書いたんだなぁ、ということが見て取れて笑ってしまいました。
(だって、他の会社は本当はそれほど明るくないってことを、暗に言っちゃってるわけで…)
さて、応募したのは、障害のある方に対する求人に特化している会社でした。
ライティング未経験OKということだけではなく、初めてその会社の理念というものに共感して応募した会社でした。
すぐに電話がかかってきまして、面接の日取りが決まりました。
わー、うれしいな。がんばろう!
あまり似合わないスーツに身を包み、いざいざ!と会社へ向かいました。
人事の女性と面接30分。
その後役員面接30分。
かなり好感触でしたが、勤務日数が増やせるかどうか聞かれ、あと1年半は無理(下の子が小学生になるまでは、無理)です、と正直に答えてしまいました。
曜日の変更も請われまして、それは大丈夫ですとお答えしました。
2日くらいでお返事しますと言われましたが、4日後にお返事が来ました。
「残念ながら今回はうずピータンさまのご希望に添いかねる結果となりました。
本求人に関しまして、今回多数の応募をいただき
うずピータンさまのご経験・スキルに関しては
非常に弊社の求める条件とマッチしていたのですが
今回、他の決定者との勤務時間などの兼ね合いで
同様の枠で1名以上の採用は難しいとの
結論に至りました。」
いやーーーーーー…残念無念。
やってみたい仕事だなぁ、素晴らしい会社だなぁと思ったので、本当に残念でした。
でも仕方ないです!
今回改めて思ったのは、どうしても幼稚園の兼ね合いで、時間の融通が利かないな、ということでした。
本当なら、先方の要望通りにしていればよかったことなのですが、
下の子、幼稚園の延長をとても嫌がっているんです。
もちろん、行けば行ったで楽しめると思うのですが、
そこを無理強いするのもいかがなものか…と、私が挫けてしまい。
なるべく子と私、お互い無理のない範囲で働きたいなぁ、と思った次第なのでありました。