13社目。
Webライティングで検索すると、あちこちの求人サイトに在宅ライターの案件が出ています。
外で修業したいと思ってのパート探しでしたが、12社応募しても雇っていただける会社はありませんでした。
私はそれまで、「パート」であれば、自分の条件にマッチした働き方ができ、尚且つ、すぐに採用されるものだと思い込んでいました。
だって、「パート」って離職率高そうじゃないですか?
夫の転勤など、周りの要因で辞めざるを得ないイメージだったので、流動性も高いのかなと思っており、
採用するほうも、正社員よりはるかにゆるい選考なのでは?と推測したわけです。
しかし、ひとつの求人枠に対して応募が殺到するようですね。
やはり、みんな思うことは同じ。
働くなら、より良い条件の職場に行きたい。
そういった状況をよく理解していなかったことと、あまりにも私の希望する勤務日数・時間が少なかったのが、今回の敗因かなと思っています。
(もちろん、私が先方の望む年齢層ではなかった、というのも大きな理由だとは思いますが)
どうしても働きたい職場が見つかったら、あらかじめ、勤務の希望時間や日数の余裕をもって臨まないと、例えば
・応募者が多数だった場合
や、
・求人広告を出したときとは企業側の状況が変わっている場合
(月~金で募集したけど、月・火は決まったので水~金が欲しい)
などにおいて、書類選考で落ちる、あるいは最終選考で他のより良い条件を提示できる候補者に負けてしまうことになります。
それから、この会社は働きやすい勤務時間だな、とか仕事内容だな、と思って応募しても、結局は最初の思惑とは違う方向で雇われる可能性があることも、想定しなければいけないと思いました。
私は自分で思っている以上に、外で働くことができる時間に限りがありました。
なので、少なくとも下の子が小学生になるまでは、在宅の方向で探して行こうという考えに落ち着きました。
応募したのは、在宅で、ある特定分野に関して記事を書く仕事でした。
第1次選考として、まずは3000字の記事を執筆して提出しました。
提出期限は1週間後でしたが、少し早めに提出したところ、
無事に選考を通過しまして、次は面接です。
またもや似合わないスーツに身を包み、えっちらほっちら上京しました。
それにしても、私はスーツが似合いません…
なんだろう、この着せられてる感…
なんとなく、電車に乗っていても落ち着きませんでした。
さて面接は珍しく、これから働くにあたっての、未来に向けての話がほとんどでした。
・・・あれ?なんか、もうすでに決まったかのような話ぶりだね?
そう思っていたら、「それでは、これからよろしくお願いします(^^)」と言われましたので、
「あのぉ…もしかして、私、採用でしょうか?」と聞いてしまいました。
すると、「・・・はい、そうですよ?(何をいまさら?)」とのお答えが。
あらららららら!
知らないうちに、受かってた!
わはは、嬉しいなぁ。
ということで、晴れて在宅のWebライティングのお仕事に就くことができました。
在宅はもうやめようと思ってパート探したのに、内容は違えど、結局同じ働き方になってしまいました。
もしかして振り出しに戻っちゃった?
いやいや、きっと人生はらせん階段なのです。
色々と挑戦してみたけれど、ぐるっと回っただけで同じ景色じゃん?と思っても、
よくよく見ると少し上の階からの眺めなのです。
・・・と信じたい。
ライティングの技術なんて何もないけれど、書き続けることで、人に伝わる文章を作成できるようになっていればいいな。
そう思って、今日もがんばる次第です。