皆さん、ドライアイに悩まされていませんか？
・常に目がゴロゴロする。
・ネットサーフィンをしていると、目が乾いて頭痛がしてくる。
・仕事なのに、パソコンを見るのが辛い。
ドライアイがひどくなると、眼精疲労もずーっと続いて辛いですよね。
でも、目がゴロゴロするからと眼科に行っても、
「花粉症ですね～」とか、
「アレルギーですね～」なんて言われて、
目薬をもらっておしまいだったりして。
アレルギーの検査もしていないのにアレルギー？
外を歩いても、鼻水やくしゃみは出ないけれど、花粉症？
そう聞きたくても、はい、もうおしまい！次の人！
という感じで、
質問もできない雰囲気でシャットダウンされてしまう。
そして、目薬を言われたとおり1日4回さしても、あまり改善されない。
ちなみに私は自分がドライアイだと分かっていたので、
涙点プラグを挿入しています。
目頭に小さなプラグを装填し、涙が体内に流れないように（眼に留まるように）しているのです。
おそらく以前に比べたら、飛躍的に目が楽になっていると思うのですが、
それでも目が乾かなくなったわけではありません。
コンタクトレンズをしていると、夕方には目が乾いてきます。
そして、ひどいときは使い捨てのソフトレンズがポロッと外れたりします。
- 朝起きた時
- コンタクトレンズを装着する時
- レンズをはずした後
の1日3回は、必ず目薬をさしており（それぞれ、違う種類の目薬）、
さらにコンタクトレンズが乾いたような気がするときは、
レンズの上から専用の目薬を点眼しています。
そのため、目の状態は眼科医から見るととても良いようです。
コンタクトレンズを購入する際の検査において、
以前は「角膜が傷ついている」とか、「結膜炎になっている」とかしょっちゅう言われていましたが、
涙点プラグと、まめに目薬をさすことによって、目の状態を褒められるようになりました。
しかし、ドライアイが根本的に治ったわけではなく、
QOL（生活の質）が向上しただけで、これは対処療法に過ぎなかったわけです。
なぜ、ドライアイになるのか？
ドライアイは、目が乾く疾患ですよね。
目が乾くということは、涙が足りないということです。
ではなぜ、涙が足りなくなるのでしょうか。
製造量が少ないのかしら…？
いえいえ、そうではなく、涙そのものが蒸発してしまうからなんです。
なぜ蒸発してしまうのか、というと、
マイボーム腺の機能が低下しているから。
本来、角膜の上に涙の層があって、その上に油の膜が張られているのですが、
マイボーム腺の機能が低下すると、その油の分泌が減少してしまうそうなんです。
つまりマイボーム腺の機能を向上させないことには、
ドライアイの症状はいつまでも続くというわけなんです。
どうしたらマイボーム腺の機能を向上することができるのか
これには2つあるそうです。
・眼輪筋の筋トレ
・マイボーム腺の油詰りを開放する、マイボーム腺圧出
マイボーム腺の機能がなんらかの原因で低下してしまう病気を、
マイボーム腺機能不全（Meibomian Gland Dysfunction, MGD）というそうです。
そしてそのマイボーム機能不全（MGD）の始まりは、
「まばたき」ができていない、不完全であることからなんだそうです。
ということはつまり、「まばたき」がきちんとできるようにすればよいということですよね。
なぜまばたきができないのか、というと、
目の周りの筋肉、「眼輪筋」が衰えているから。
ぜひ、毎日の習慣に、眼輪筋のトレーニングを取り入れてみてください。
やり方は、YouTubeなどで検索してみると色々とあると思いますが、
簡単に言うと、「まぶしい！」という表情をすること。
下まぶたを、持ち上げることで眼輪筋の筋トレになるそうです。
さらに、上まぶたが動かないように眉の真ん中あたりを押さえながら、ギュッ！と目をつぶったり、
きつねの目のように、目じりを外側に引っ張って、これまたギュッ！とつぶるトレーニングも加えると効果的です。
もうひとつ、マイボーム腺の油詰りを開放する、マイボーム腺圧出について。
まずは、目の周りを温めましょう。
温めたタオルでも、市販のホットアイマスクでもOKです。
そして、できれば”リッドハイジーン”という、
まつ毛の際のマッサージと洗浄を行うと、油の詰まりに効果的なんだそうです。
詳しくは「LIME研究会」という、
マイボーム腺関連疾患の研究をされている団体のホームページを検索してみてください。
まとめ
ドライアイを根本的に治すには、マイボーム腺の機能を向上させることが必要です。
・眼輪筋のトレーニング
・目を温める
・まつ毛の際をマッサージして汚れを落とす
よかったら、試してみてくださいね。
