何気に注目しています。高田万由子さんは、私の理想の母親像かもしれない。

高田万由子さんは、デビューしてからずっとテレビに出続けていますね。

先日は「高学歴タレントのパイオニア」と、紹介されていました。

大学在学中にデビューされ、女優としても『ケイゾク』というドラマにゲストとして出演したり。

(しかもその役名が「山田菜穂子」だった。『トリック』大好きなので、つい反応)

今後もお芝居の分野でどんどん活躍されるのかなぁなんて見ていたら、

結婚後はクイズ番組とトーク番組が主になってしまったようで、

ちょっと残念に思っていました。

 

お金持ちで美しくて東大出身。なのに、

いや、“なのに”って変ですけど、

才能あふれる夫を、世間体じゃなく自分の目で選んだ聡明な女性という印象を持っています。

 

出産後に出られたテレビ番組で、

上の子は天使のようだけれど、それに比べて下の子は…

なんて発言をして物議をかもしたこともあったと思いますが、

最近のトーク番組を見ていると、もしかするとこの人「母親」としてもスゴイ人なんじゃないかと思うようになりました。

 

以下、2つの番組をまとめてみました。

 

人生が変わる1分間の深イイ話2時間スペシャル

天才の妻は本当に幸せなのか?

2016年7月4日放送 日テレ 21:00~

 

メレンゲの気持ち

2017年4月29日放送 日テレ 12:00~

 

子どもを第一に考えている

 

どんな家庭でも、子どもを一番に考える気持ちは一緒ですよね。

でも彼女のスゴいところは、とにかく子どものためのイベントを全力でやるということです。

 

例えば、

 

娘のために浴衣誕生日パーティーを開く。

(イギリス在住だが、16人分の浴衣を日本から取り寄せ、着付けも行った。

メークさんを家に呼んで頭をセットしてもらい、

パーティーの後は、浴衣を全員にプレゼントした。)

 

息子のためにサバイバル誕生日パーティーを開く。

(広い野外の場所を借りて、レーザーガンで撃ちあって遊んだ)

 

息子のためにバブルフットボール誕生日パーティーを開く。

(大量の巻きずしを準備し、会場に移動して大会を開いた。)

 

なぜこんなに手の込んだパーティーを毎年開いているか、という理由を、

高田さんは次のように述べていました。

 

出来るだけたくさんの思い出を1つずつイベントにして

彼ら(子ども)の記憶に残してあげたい

 

夫の葉加瀬太郎には、世の中に残す作品がある

 

私みたいに母親業とかって世に残すモノって

そんなにないかもしれないけど

子ども達が思い出として

「うちのママがこんな事してくれた」と

彼らの記憶に残していけたらいいなと思っています

 

だから毎年、

盛大な誕生日パーティーを開いたり

誕生日ケーキにもとことんこだわって、

子ども達の記憶に残しているのだそうです。

 

そしてもう一つ、番組を見ていて感じたのが、

子どもが“やりたい!”と興味を持ったことを、この人は逃さず、

とことん伸ばしてあげようとしているのだな、ということです。

 

例えば、娘さんのバイオリン。

イタリアのコンクールでは、金賞を受賞するほどの腕前ですが、

夫の葉加瀬太郎さんは一切教えていないそうです。

熱心に教えたのは、バイオリン経験ゼロの高田さんでした。

とにかく先生が仰っている事を全部メモし、

家でビデオを観ながら研究して、

娘が弾いている最中に、ずっと横でブツブツ「指!」とか「音!」とか言っていたそうです。

自分では出来ないけど、色々うるさく言っていたとのことですが、

これってよく考えると、レッスン時はずっと神経はりつめて一緒に付き合っていたということですよね。

そしてきっと、子どもが寝た後や、学校に行っている間に、

ビデオを観て研究されたんですよね。

私の場合、子どもの習い事といったらイコール自分の息抜きの時間なので、

この高田さんの行動には、本当に頭が下がります。

 

また、息子さんは料理が大好きだそうで、テレビでも披露していたのですが、とても上手!

ブロッコリーの焦がしバターソースとか、本当においしそうでした。

なんでも、料理は葉加瀬さんと高田さんに教えてもらったそうで、

うちの子の“ごはんを炊飯器でたく”とか、“目玉焼きをつくる”とか、

そういうレベルじゃないことに、これまたびっくりしました。

 

そして息子さんは釣りも大好きだそうで、

自分の釣り竿を持っていたり、沖縄で舟に乗って釣りをしたり。

 

このように、子どもが興味を持ったことはどんどん経験させるところに、とても共感を覚えました。

 

たぶん“自分の面倒くささ”というのは、一切考えない人なんだろうなぁと思います。

もしかすると、そういうふうにご自身も育てられたのかもしれませんね。

 

私とは生活の基盤が違いすぎますが、

でも考え方というか、子どもとの接し方は本当に参考になりました。

 

かけるお金の額は違っても、子どもの興味の種をつぶさない。

そういうことが重要なんだなぁと思った次第です。

投稿者: うずピータン

40代ってもっと大人だと思っていた。 いまだに色々あがいたり挑戦したりしています。 ブログ始めて3年たちまして、ただいま48歳でございます。