さて2件目の依頼が、1件目とは違う担当者からありました。
どうもありがとうございます!
とある水曜日の夜、私は子と寝落ちしかけていたのですが、たまたま23時頃目が覚めてメールチェックをしたら依頼が来ていました。
今回は「金曜日の朝10時に初稿提出」とのことでした。ほうほう。
・・・初稿提出って、どこに提出?
1件目の担当の人は、「先方(広告主)へ初稿提出」と明記してくださっていましたが、今回の人は何もありません。
しかも日付と曜日が違っています。
例えば、本来なら2016年5月6日が金曜日ですが、「5/7の金曜日」と記されているわけです。
5/7なの?それとも5/6なの?というジレンマ。
そこで、提出先は10時に広告主ですか、それとも制作会社ですか?期限は5/6の金曜日ですか?という確認のメールを送りました。
翌11時に返信が来まして、金曜日の朝10時に第1稿を私(制作会社)にくださればOKです、ということでした。
日付と曜日の間違いって、こういう締切関係の依頼で最もやっちゃいけないことの一つだと思うのは、私が融通の利かないおばさんだからなのでしょう。
返信メールでは、しれっと「5/6の金曜日までに」って言い直していまして、一言“失礼しました”とかあれば、こんなチクチク思わないのになぁ。さてはおぬし、帰国子女だな?などと黒い気持ちがモクモクとわいてきます。
(帰国子女の皆さん、ごめんなさい。私は仕事において、多少の偏見がございます。)
ああ、なんかこの先が見えてしまう。
私の例の見切りの早さが、ぴょこぴょこと頭をもたげてきます。
いやいや、いけない、いけない。
新人の自分が、そんな細かいところに引っかかってしまってどうする。
もっと全体の、大きな流れをつかもうよ。だから何やってもダメなんだよ。
日付と曜日の違いくらい、いいじゃないか。
何かが明記されてないなら、こちらから確認すれば済むことじゃないか。
さて、私は木曜日はもともと予定がありまして、帰宅したのが14時半です。
先方からの返信を確認し、作業に取り掛かることができたのは木曜日の15時でした。
既存バナーの修正と、リサイズを4本。
締切は翌日の金曜日、朝10時。
19時間で計5本かぁ。
前回の経験を活かして、数時間で終わればいいんだけどなぁ。
緊張しながら、作業スタートです。
ところがどっこい、そうは問屋が卸さなかったということでございます。
またしても分からないことが続出、そのたびネット検索し、子のおやつの用意やら夕飯の仕度やら、風呂いれたり宿題見たり、寝かしつけながらも自分は落ちないように目はギラリと光らせて、胃をキリキリさせながら翌日の締切時間前に提出しました。
その後もいつものように修正依頼がきて、これまたヒーヒー言いながらやり方をネットで調べ、(例えば境目をボカす、なんて技術も特にないので、いちいち調べるわけです)、なんとか次の締切時間までに間に合わせて提出。
そんな風に綱渡りの状態で作成させていただきました。
本当に知らないことだらけ。
来年の今頃は余裕でサクサクッと作業できたらいいなぁ、と夢を見ていた44歳でありました。