wkSt作戦。成人した子どもに、どんなお母さんだったと言ってほしいか。

「私の家事の“線”を作る」略して「wkSt」作戦を決行するべく、まずは放置していた本を、片っ端から読んでいこうと思っております。

まずは“線”ということで、時間術の本を読んでみたらいいんじゃないかな。

そう思い、今日は次にご紹介する本を読んでみました。

 

「仕事も子育ても自分もうまくいく!『働くママ』の時間術」馬場じむこ

日本実業出版社 2012.4.20

 

本の帯より

“ムリせず、自分もあきらめない。

幸せに働く68のヒント

会社員、2児のお母さんにして、人気ブロガー、

セミナー主催をしながら、仕事の成果も上げている“スゴママ”の仕事術“

 

さて、こちらは「会社員として外で働く、子どものいる女性」に向けての時間術のようです。

なので、家で働く私にはあまり参考にならないかな?と思いつつ、読み進めていきました。

 

基本的に「定時に上がる」ためには、周囲の人へ根回しをしておくことがポイントで、

働くママが会社でどのようなことに注意すれば上手に過ごしていけるか、ということが書かれています。

 

全体的に、“家事の線”の参考になるような内容ではなかったのですが、

なるほど!と感心した記述がいくつかあったのでご紹介します。

 

まずは、役所に提出する書類は事前に電話をかける、というもの。

 

まず、書類の作成に取り掛かる前に担当窓口に電話してみてください。

そこで「提出方法について詳細を教えてください」と聞くと、

提出書類によってはあっさりと「そこに書いてある書類のうち○○と□□はあなたの会社では必要ないですよ」とか、

「△△の書類は、以前のコピーで問題ないです」と言われることがあります。

こうすると、手間が省けますので、作成が面倒な書類ほど、問い合わせをすることが大切です。

(p61)

 

その際、担当の名前と日付を控えておくのも大事とのことです。

参考になります!

二度手間が省けて良いですよね。

 

またこの方は、毎月10冊以上の本を読み、書評ブログを作成されていらっしゃるそうです。

働いて家事をして、尚且つブログを更新する、というのはなかなか大変なのではないかと思うのですが、

時間が無い中で書評を執筆するには、段階を分けることが必要ということをお書きになっていました。

 

第1段階として、紹介する本とその本の心に響いた部分だけを抜き出して一度保存します。

そして、昼休みはその部分についての考察などをブログに書いて公開しています。

(p81)

 

隙間時間を利用するという点は、私の場合はバスに乗っているときや、病院の待合室にいるときなどに当てはまりそうです。

 

そして子どもへの向き合い方では、次の文章が心に残りました。

 

私は「成人した子どもにどんなママだったと言われたいのか」と考えるのが、時間配分を決めるうえ大きなヒントになっています。

(p100)

 

私はどんなママだったと言ってほしいのかな、としばし考えたところ、

「ママのごはんは、おいしかった!」、って言ってもらえるママになりたいんだな、

ということに気が付きました。

「お家に帰って来ると、ほっとした。」とか、

「玄関を開けると、甘い良いにおいがした。」とか、

そう言ってもらえるお母さんになりたかったんだ、と分かりました。

 

そっか、そんなお母さんになるには、どうしたらいいのかな。

 

思ってもみない視点から時間の使い方のヒントをもらった、そんな本でした。

投稿者: うずピータン

40代ってもっと大人だと思っていた。 いまだに色々あがいたり挑戦したりしています。 ブログ始めて3年たちまして、ただいま48歳でございます。