岩盤浴で体を温める。

岩盤浴とは何か

 

岩盤浴とは、40度程度に熱せられた岩盤の上に横たわり、

全身を温める入浴方法を言います。

 

ゲルマニウム、トルマリン、黄土石など、天然の鉱石を熱することにより遠赤外線が放射され、

使用する鉱石によって、それぞれ違った効用があるものの、

ゆっくりと体の深部まであたためられ、

まるで低温ローストで調理されているみたいな感じがします。

 

週に1~2回岩盤浴を続けることで、冷え性の改善や、自律神経を整えるといった、

女性に嬉しい効果があるそうですよ。

 

 

ちなみに岩盤浴で体が温まってくると大量の汗が出るのですが、

このとき汗腺だけではなく、皮脂腺を刺激し代謝を高め毒素を排出するので、

岩盤浴で汗を流した後は、天然のクリームと呼ばれる新鮮な皮脂でおおわれ、

肌がツルツルになる効果があります。

できれば岩盤浴のあとはタオルで拭くくらいにして、

シャワーで流したりしないほうが良いようです。

 

岩盤浴の入り方

 

施設によって様々かと思いますが、

私が通っている銭湯では、次のような仕組みです。

 

券売機にて、入浴料と岩盤浴料を支払う。

 

受付で、岩盤浴セットをもらう。

中には着替えと大判のタオルが入っている。

 

まずは体を洗う。

冬場はもしかしたら、いちどお湯に浸かった方が、

汗の出が良いかも。

(夏から試したので、今は試行錯誤中なのであります。)

 

タオルで体を拭いたら、着替える。

下着はつけない。

 

岩盤浴の部屋に向かう。

 

部屋に入る前に、水分補給をし、

設置してある冷蔵庫にペットボトルに名前を書いて保管する。

(ペンが置いてある)

 

好きな鉱石のところで、大判のタオルをしいて、寝転ぶ。

 

仰向け10分、うつ伏せ10分くらい。

 

いちど部屋を出て、水分補給。

 

これを2〜3度繰り返します。

 

終わったら、もう一度体を洗って、

 

お湯につかって温まります。

 

本当は、岩盤浴の後はタオルで汗を拭くくらいにして、

 

お風呂につかったりしないほうがいいみたいなのですが、

 

私はなんといっても、お風呂が大好きで…。

 

せっかく広い銭湯に来ているのに、堪能しないで帰るのがもったいなくて、

 

結局ふたたび炭酸泉につかったりしてしまいます。

 

岩盤浴の効果がなくなってしまっているのかもしれませんが、

 

まぁ、今のところは、これでいいかな…。

 

 

2週間入らなかったら、顔の皮膚が厚くなった

 

でも、岩盤浴はたしかに気持ちいいけど、リラックス以外はそんなに大した効果もないんじゃない?

なんて思いまして。

2週間ほど、お風呂しか入らなかったんですよね。

だって、いくら気持ちがいいといっても、岩盤浴とお風呂を込みでやると1時間半。

なんだか時間がもったいなく感じてきてしまったのです。

リラックス効果だけなら、お風呂だけでもいいんじゃない?

と、炭酸泉をメインにして、2週間ほど岩盤浴は入りませんでした。

 

すると!

 

あれ?なんか最近、ツラの皮が厚くなってない…?

 

顔がゴワゴワ、厚い感じになってきたんです。

 

これは、岩盤浴をしていたときにはほとんど感じていなかったのですが、

 

いざやらなくなったら、すごく違いが分かるようになりました。

 

それから、これは他の人にはあまりない感覚なのかもしれませんが、

 

私はここ数年、乗り物の中で目をつぶると、気持ち悪くなっていたんです。

 

ガタンゴトンとした、ゆらゆらした乗り物にいると、それまでは必ず昼寝していたのに、

 

目をつぶるとおでこのあたりがグラグラして、オエッとした感覚に襲われるようになっていました。

 

それが、岩盤浴を再開して数週間後。

 

ああ、なんだか今日は疲れたな、と乗り物の中でウトウト…。

 

気持ち悪くない!!

 

しかも少し目をつぶっていただけで、スッキリしている!

 

もしかして、岩盤浴や温泉効果で自律神経が少しずつ整っているということなのかな?

 

と素人考えですが、そんなふうに思った次第です。

 

 

今は週に1回、行かれるときは2回、行くようにしています。

 

体に効いていることを分かりながら入浴するのは、

 

意味があって楽しいし、心からリラックスできる瞬間です。

 

これからも続けていこうと思うのでした。