さて前回も書きましたが、5月の婦人科検診で右のチョコレート嚢胞が5ミリほど大きくなってしまっていることがわかりました。
先生は誤差の範囲かもしれないとおっしゃっていましたが、
実はその診察の数日前から、下腹部に鈍い痛みがあり、なんだか嫌な予感がずっとしていました。
その痛みは、生理前のものと一緒だったのです。
薬で抑えきれていないのかもしれない…。
そんなふうに私は感じていたので、超音波の画像を見ながら「やっぱりな…。」と思ったのと同時に、とうとうやってしまったと自分を責めたのでした。
ディナゲストは全患者のうち、1割ほど効かない人がいるそうです。
もしかしたら私もその1割かもしれないなぁと悲しくなってしまいました。
クリニックからの帰り道、せっかく薬を飲んでいたのに効かないのかと思うと、じわじわと悔しさが滲み出て、
なんだか無性に腹がたってきてしまいました。
ディナゲストに馬鹿にされているような、翻弄されているような、
自分にはなすすべもない、そんな感覚です。
先生からは、これからさらに3ヶ月ディナゲストを服用し、
その後もう一度内診し、やはり明らかに大きくなっている場合は、
ナサニールに戻しましょうというお話がありました。
しかし私は、薬に頼れないのなら、自分で何かしらの手を打っていくしかあるまいと、
ふつふつと闘志が湧いてきたのでありました。
以下、とりあえず決めた3つの習慣です。
腸内環境を整える
チョコレート嚢胞が大きくなってきた数か月、ずっと下腹部の調子がおかしかったのですが、
考えてみれば「腸内環境を整える」ということを、意識して行っていなかったことに気づきました。
まずは毎日、ヨーグルトを食べること。
アサイーのソースをかけたり、はちみつやグラノーラ、ジャムをかける日もあったりして、
小腹が空いたおやつの時間に食べることにしました。
君島十和子さんによると、ヨーグルトの菌はずっと同じものを摂取するのではなく、
色々なタイプのものを食べるとよいとのこと。
私も真似をして、1パック終わるごとに違うメーカーのものを買うことにしました。
運動をする
気づけばもう10年以上、まともに運動をする習慣を持ちませんでした。
ときどきスポーツクラブに通っては、何ヶ月も行かなくなったりして。
どうして続かなかったのかなと深く考えてみると、
- 通いにくい場所にある。
- 平日の午前に好きなプログラムがほとんどない。
という2点にあると思いました。
このスポーツクラブは、お風呂がすばらしいんです。
なのでお風呂だけでも通いたいのですが、なんせ行くまでが大変。
私は車を運転せず、自転車にも乗らないので、“通いやすい場所にある”というのは大事な点だったなぁと反省しました。
そこでお風呂はいまいち(というか、普通)だけれど、上記2点をクリアしているクラブに入会し直したところ、
夏休みが終わった今では週に4~5日通えるようになりました。
注意している点は、無理はしないこと。
筋トレで追い込むことはせず、楽しいクラスに出てストレス解消することを目的として通うことにしています。
ズンバのクラスなど、はっきりいって私には難しいのですが、
ちょっとずつついていけるようになり、脳トレにもなっている気がします。
温泉につかる
婦人科系の病気の元は、体の冷えなのではないかという話をよく聞きます。
一番初めに子宮内膜症を診ていただいた先生から、
あなたはお腹がものすごく冷えていると言われたので、
こまめに温泉につかり体を温める努力をしようと決めました。
夏休みはなかなかスポーツクラブに通うことはできませんでしたが、
近くのスーパー銭湯に、こどもと一緒に何度か行くことができ、
体に良いと聞く、炭酸泉にもつかりました。
今後は岩盤浴にも挑戦したいなぁと思っています。
そんなこんなで8月下旬、
3か月ぶりに診察を受けました。
チョコレート嚢胞は大きくなっていませんでした。
先生からは、このまま様子見で大丈夫ですよ、
ディナゲストを続けていきましょうと言われました。
私の今後の努力としては、上記3つの暮らしを続けていき、
チョコレート嚢胞を小さくするよう、がんばっていきたいと思っています。