子宮内膜症の治療を始めて1年が過ぎました。
1年以上生理がない生活は、“病気”ということを除けばとても快適なものであることが、
私にとっては驚きでした。
ありがたいことに、今のところ更年期の症状が出ていないようなので、
そのことも一役かっているのかもしれません。
生理があったころは、生理痛だけではなく、PMS(月経前症候群)に悩まされて、毎月辛かったです。
私のPMS症状は、とにかく攻撃的な性格になってしまうこと。
症状がある間は必要最低限の付き合いだけにして、なるべく家にいるようにしていたので、
他人様にはなんとか迷惑をかけずに済んだのですが、
子どもは四六時中一緒ですから、そういうわけにもいかず…。
子育てのイライラなのか、生理前のイライラなのか、判断がつかず本当に苦しかったです。
今は生理がないですから、PMSもなく、割と穏やかな気持ちで過ごすことができています。
もちろん、落ち込むことやイライラすることはありますが、
いずれもちゃんと理由があってのことなので、気持ちとしては納得ができて楽なわけです。
さて、1年経ったということで、通常の診察とともに子宮がん検診を受けました。
もしかして検査の影響で不正出血があるかもと先生に言われたのですが、
予言どおりに、こげ茶色の不正出血が始まりました。
その後2週間経ってから、子宮がん検診の結果を聞きにクリニックに行き、
不正出血がこの2週間止まらないことを伝えたところ、
最初の出血は子宮がん検診でついた傷のせいだったかもしれないけれど、
これだけ続いているということは、ディナゲストの副作用だと思いますとのことでした。
もうすぐ終わるかもしれないし、人によっては数年続くこともあるし、
本当に人それぞれの症状なのだそうです。
私の場合、それからも毎日毎日、少量ですが出血が続き、
なかなか終わらず面倒な気持ちになりましたが、
ちょうど2か月経った先日、やっと不正出血が止まりました。
さて、ディナゲストは朝と夜の1日2回、1錠ずつ服用するのですが、
つい飲み忘れてしまいます。
それどころか、「あれ、飲んだっけ。飲んでなかったっけ。」ということまで起こってしまったので、
対策を講ずることにしました。
100円ショップのグッズを使う
100円ショップでは、ピルケースがたくさん売っています。
でも1か月タイプだと28日なんですよね。
そこで28日タイプと3段重ねになっているものを購入し、
1~31まで、数字を油性ペンで書き入れました。
そこに、2錠ずつ分けて入れていきます。
あれ、今朝は飲んだっけ?飲んでないっけ?と思い出せなくても、
ふたをあけて1錠減っていれば飲んだことになるし、2錠残っていれば飲んでいないことになる。
といっても、ピルケースを利用するようになって、なぜかちゃんと思い出せるようになったのが不思議です。
やはり意識するかしないかというのは、大きな違いなのかもしれませんね。